今日も楽しくシリコンバレーライフ

シリコンバレーで働くサラリーウーマンの思うところ、いろいろ

ニューヨーク週末旅行

行くかどうか、かなり迷ったんですけど行ってきちゃいました、ニューヨーク。ま、国内旅行といえば国内旅行なんだけど、飛行機直行便で約6時間くらいサンフランシスコからかかります。アメリカ、でか!

で、なんでまたわざわざニューヨークくんだりまで行こうかと思った理由はこれ!

www.metmuseum.org

ニューヨークのメトロポリタン美術館で行われている、川久保玲さんのエキシビションが見たかったのです。それだけのために行くのか?と、娘にはあきれられましたが、生きているうちにメトロポリタン美術館で取り上げられるデザイナーはイブサンローランに次いで川久保さんが史上二人目ということで、非常に興味をそそられて行くことにしたわけです。

結果、行って良かった~。ファッション業界とはなーんの関連もない私ですが、やっぱり天才の作るものは違うな~、と。これはアパレル業界に勤める人達から見たら、垂涎もののエキシビションでしょうね。80年代に登場した所謂ボロルックですが、今見ても非常に新鮮で美しくさえあります。以前ディオール展や三宅一斉展を見に行った時にも思ったのですが、天才の作る作品って時代を超越しますね。30年くらい前の作品なのに全く古臭くない。素晴らしいです。

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川久保さんのエキシビションを一通り見終わった後、メトロポリタン美術館をウロウロしたのですが、この美術館本当にデカイ。ふらふら迷い込んだヨーロッパ絵画のセクションを何気に見てたら、「あ、これ、モネじゃん。」と気がついた。そして、その部屋全部がモネの作品であることにも気がついた(笑)すごいコレクション。これが常設展だよ。で、そのまま進むと、「あ、ルノワールだ。これ、ゴッホ。あれはゴーギャンっぽいけど、あ、やっぱりゴーギャン。」などなどヨーロッパ絵画の大御所の作品がこれでもか、これでもかのオンパレード。素晴らしい。目の保養になりました。

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そしてアメリカの美術館の良いところは写真撮影全然オッケー!みんなパシャパシャ写真撮りまくり。なんで日本の美術館はダメなんでしょうね。

メトロポリタン美術館を堪能した後は、タイムズスクエアにあるミュージカルのチケットを安く売ってくれるTKTSという所に行き、キャッツかオペラ座の怪人かシカゴで安くて良い席ない?と、お兄ちゃんとしばらく相談し、結局シカゴのチケットを買いました。一階のオーケストラ席で81ドルなり。ミュージカルは夜の8時からなので、それまでタイムズスクエアあたりをうろうろ。

www.tdf.orgミュージカルは良かったです。あまり筋書きが複雑じゃないのを選んで大正解。やっぱりブロードウェイの俳優さんたちは芸達者ですね。とても楽しめた2時間半でした。

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2日目は自由の女神を見に行くクルーズ。これ一時間くらいのハドソン川のクルーズなのですが、お天気が良くて本当にラッキーでした。今までニューヨークは何回か来た事があるのですが、いつも仕事絡み。なので、観光っぽいことをしたことがなく、自由の女神も実際に見たことがなかったのです。今回は青空の下にトーチを掲げる自由の女神を見ることができて本当にラッキーでした。それにしても、トランプ大統領の振る舞いに自由の女神も泣いてるだろうな~。

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クルーズのあとはまた地下鉄に乗って、ワールドトレードセンターへ。グランド・ゼロ、9・11博物館へ行ってきました。私は1999年にアメリカに引っ越したので、9・11はアメリカで経験しました。あの日のことは良く覚えています。朝身支度をしているとテレビを見ていた旦那が「何かニューヨークで起こってる!」と。で、急いで私もテレビを見てみると、ツインタワーから煙が出ている映像が。重苦しい気持ちで仕事に向かったのですが、ラジオでは「我々は何をぐずぐずしているんだ。早く相手を攻めなければ」「戦争を始めなければ」という聴取者からの意見を流していて、これからどうなっちゃうんだろう、って暗い気持ちで車を運転していました。そして9月は雨がめったに降らないのですが、その朝に限って雨が少し降ったのです。暗澹とするアメリカの気持ちを表すような天気でした。博物館で9・11に関する展示品を見ていると、あの日のことが昨日のことのように蘇ってきました。ニューヨークとは対岸に住んでいる私でさえこんな気持ちになるのだから、ニューヨーカーはどんな気持ちなのかな、とも思います。ツインタワーの跡には新しくフリーダムタワーがどっかーん!と建って、アメリカは負けないぜ!精神を表しているみたいです。

 

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駆け足週末旅行でしたけど、やりたいことやったし、見たいものは見たし、の大満足プチ旅行でした。東海岸遠いけど、行って良かった~。

韓国出張

 いつもは韓国に出張しても、ろくに観光もせず仕事だけして帰ってくるのですが、今回は帰りのフライトが土曜の夕方だったので、土曜日の午前中に景福宮に行ってきました。オフィスがあるのはソウル郊外なので、景福宮のあるソウル中心街までは地下鉄で一時間弱。でも、幸いなことに乗換えが一回だけですんだので、スムーズに景福宮まで行けました。

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東南アジアからっぽい団体の観光客が多かったです。東南アジアの言葉区別つかないんだけど、ちょっとベトナムっぽかったかな~。タイからかな~。

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太鼓もカラフル~。これ、けっこう大きいです。

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景福宮って広いんですね。全然知りませんでした。

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 で、こんな感じの門や建物がいくつもいくつもある・・・・

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 この建物が一番奥にありました。やっとここまで着いた。

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 朝の10時と11時に衛兵交代のパフォーマンスをしてくれます。なかなかおもしろいです。これは入り口の門の前で行われるので、観光中でも入り口まで戻ってこなきゃ見れません。私は9時の開場と同時に入り、さくさくと歩き回って(なんせ正午くらいまでにはホテルに戻らないといけない)いたおかげで、10時のパフォーマンスをちょうど見ることができました。ラッキー!

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 景福宮に通じる大通り。この像の横にセウォル号の事故で亡くなった方達を祀っている場所があって犠牲者の写真があるのですが、大半の写真が高校生であまりの若さに胸が痛くなりました。ご冥福をお祈りします。こんな事故が二度と起こらないことを祈るばかりです。

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 で、ちょっと時間をさかのぼって、同僚に連れて行ってもらったお店。この同僚が連れて行ってくれる所はアルコール中心なのです。(笑)ここはとても沢山のマッコリがおいてあるお店。そして最近流行になっているようで、地元の小さなビール醸造所で作っているビールも何種かありました。私達はマッコリ3種、地ビール2種をいただきました。お店の看板、可愛いですよね。ちなみに漢南にあるお店です。

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 これは木曜日の夜に一人でとった夕食。新盆唐(しんぶんだん)線の板橋駅(いたばしではなく、ぱんぎょうと発音します)前にある、超高級デパートである現代デパートのレストラン街で食べたユッケビビンバ定食。メニューが日本語でも書いてあるのが嬉しかった。

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 これは同僚達と行ったアーミー・シチュー、韓国語でブデ・チゲといいます。なぜこれをアーミー・シチューと言うかというと、韓国に駐留している米軍の影響で、スパムとかを入れるから。ある程度具を食べ終わったあとで、同僚がインスタントラーメンをお店の人に注文し、シチューに入れて煮込んで締めとして食べました。日本で鍋料理の最後にご飯を頼んでおじやにすることがありますよね。あれのラーメンバージョンです。

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おもしろかったのは、私のチームをランチに連れて行ったのですが、韓国のチームはマネージャーを除くと全て女性。で、マネージャーはサムギョプサルが大好物なので、サムギョプサルに行くのかな、と思っていたら女性陣は「服が臭くなる」と拒否。こじゃれたイタリアンのお店を予約していました(笑)どこの国も若い女性の好みは一緒だな~、と、おもしろかったです。あと、韓国人なのに服が臭くなるという理由で焼肉に行きたがらないのもちょっと意外でおもしろかったです。そりゃそうですよね、お刺身苦手な日本人もいるだろうし。こういうステレオタイプを崩してくれる経験はおもしろいので大好きです。

次回は11月を予定している韓国出張。実は行ったことのない38度線に行こうかと目論んでいて、パンフレットを貰ってきちゃいました。スケジュール調整できたら良いな~。

「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」の感想

 私は韓国に出張する時に日本に寄る事が多いのですが、日本の空港で必ず立ち寄るのが本屋。気分次第でいつも何冊か買ってきます。

で、今回買ったうちの一冊がこれ。

中島聡さんの書かれた「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」

bookmeter.com

この本の良いところは単なるノウハウ本で終わることなく、時間を制することの意味とその大切さがきちんと、そして熱く書かれていること。そして、他のリーダーシップやら経営学の本にも通じるのですが(結局これなのよね)、「好き」を仕事にすることの大切さが書かれていることです。

アマゾンの書評で一部の読者からの酷評もありましたが、残念ながら中島さんの本当に言いたかったことが理解できていないように思えました。確かにこの本は中島さんの眩しいような成功談がいろいろと書かれています。それらのエピソードを自慢話ととるか、こういう生き方をしたらこんなに素晴らしい人生を送れるんだよ、というメッセージととるかは読み手の姿勢、考え方次第だと思います。

私はIT関連のことに関してはからっきし疎いので、中島さんのことも知りませんでしたし、彼がWindows95のアーキテクトだったことも知りませんでした。この本にも書かれていますが、日本人のファジーな表現(High context) がデジタルな世界にこんなにも生かされていたなんて、感嘆したと同時に、なるほどそうだったのか、と納得もできました。

この本に書かれている仕事を終わらせるためのノウハウは、はっきり言って目新しくはないと思います。最初の10%の時間で8割の仕事を終わらせるとか、プロトタイプをとりあえず作っちゃうとか、朝型の生活に変えるとか、タスクリストを作るとか。私の感想としては、「こんな基本的なことをやってないから仕事が終わらないんだよ。」です。それにこうしたノウハウ的なことは個人差もあるので、参考にはなりますが100%実行しなくてもそれなりに効率的に仕事ができるようにはなるでしょう。この本は仕事が終わらない人向けに書かれているので、仕事を締め切りに終わらせることを常とする人達には自分達のやっている仕事のやり方は間違っていなかった、という確認になると思います。そして、本当に「仕事終わんね~~!!」と仕事に追いかけられている人達には、とても参考になると思います。

この本の一番の醍醐味は最終章である6章の「時間を制する者は、人生を制す」です。この章に行き着くまでにへたばっちゃわないで、是非ここまで読んでください。で、中島さんの言ってる意味が良く分からなかったりピンと来なかった人は、とりあえず彼の勧める行動をとって、何ヶ月か後に読み返してください。彼が言うように私もいやいや仕事をしている人で成功した人を見たことがありません。どの分野でも大成する人というのはその仕事が好きで好きでたまらない人達だと思うのです。そこらへんはMarcus Buchkinghamが”First, Break All the Rules"という本に書いているので、興味がある方は是非読んでほしいと思います。この本、日本語でも「まず、ルールを破れ」というタイトルで翻訳されているみたいです。(今、ググりました。)この本は本当におもしろいです。私が薦める本に必ず入れています。

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読んだ後に思ったのですが、中島さんのような働き方をする人、実は女性にたくさんいると思うのです。特にワーキングマザー達。彼女達は保育園に送る、または迎えに行くという待ったなしの締め切りが毎日あり、その締め切りにどうやって間に合わせるかを頭をフルに使って考えているので仕事の効率も非常に良いと思うのです。(もちろん全員が全員そうじゃなくて、傾向としてですよ。)

私もその一人でした。仕事をしながら子育てというのは時間に追われるものなので、寝ても醒めてもどうやったら時間を節約できるか、仕事を早く終わらせるかを考えていました。そのおかげで効率的に仕事をする考え方やノウハウが身につき、その後の働きながら大学に通うというライフスタイルにも非常に役立ちました。私の部下の人達の働き方を見ても(アメリカ西海岸での話ですが)、やはりワーキングマザーはさっさと仕事を終わらせて締め切りをきちんと守る、もしくは締め切りよりも早く提出してきますし、無理そうな場合には優先順位をどうするか相談してくれます。(これ、上司としてはすごい助かる。)逆にラストスパート志向は男性に多いような・・・。これも傾向であって、個人差がかなりありますので一概に言えませんが、女性のマネージャーだけでミーティングすると、あっと言う間に話がまとまったりしますよ(笑)

かなり話は逸れちゃったので、本の感想に戻ります。この本は読み物としても面白く、マイクロソフトの内輪話とかビル・ゲイツのエピソードなども面白かったです。あと一番受けたのは、中島さんが学生時代に開発したプログラムで一億円くらい稼いだのに、そのお金を銀行に預けたまま忘れてしまい、後年家を買うときになって奥様にそのお金のことを言ったところ「いままで一生懸命節約してやりくりしていたのはなんだったのか」と奥様に怒られたこと。これって職人肌のエンジニアらしいエピソードで笑っちゃいました。

おすすめの一冊。読む価値ありです。

韓国を離れたがる韓国人達

うちの会社、韓国にもオフィスがあるのですが、最近アメリカのオフィスのポジションが空くと応募してくる韓国の同僚が後を絶ちません。本当に、次から次へとやって来る。数年間の駐在のはずの韓国人も韓国に戻るのを嫌がり、そのまま現地雇用に切り替えるケースも出ました。女性社員でも旦那を韓国に残して子供を連れて渡米してくるケース、逆に旦那と子供が先に北米に引越し、後を追ってくるケースなどもありました。

今回、韓国に出張した際に同僚に「どうなってるの?」と聞いてみると、子供の教育をアメリカで受けさせたい人が多数とのこと。アメリカで英語の教育を受けさせ、何年かたってから韓国に戻ってきたらインターナショナルスクールに入れる、もしくはそのままアメリカの大学に進ませる、などなど。直接韓国人から聞いたコメントとしては”韓国には良い大学があまりない”やら”競争が大変”などがあります。

確かに韓国での受験戦争は、それはそれは大変みたいです。それに韓国人は見栄っ張り(韓国人の同僚が自分でそう言ってた)なので、大企業志向が非常に強い。また、大企業と中小企業では待遇に雲泥の差があり、大企業だと子供の学費も一定額の補助があったり、健康保険なども充実しているのに対し、中小企業だとお給料も安いし福利厚生もあまりないみたいです。だからみんな、より良い学校に入って、より良い会社に勤めたがるのだそうです。ま、ここらへんは日本もそんな感じだけど、決定的に違うのはお金に対する執着でしょうか。

成田から仁川に向かう飛行機の中で、韓国人親子とアメリカ人の会話を聞いたのですが、日本人と韓国人の違いについてその韓国人は「子供にもっともっと教育を受けなさいというのが日本人、子供にもっともっとお金を稼ぎなさいというのが韓国人」と言っていました。日本と韓国についての知識が殆どなさそうなアメリカ人女性に向かって言っていたので、これは韓国で本当に言われていることなんでしょうね。たしかに同僚から親の誕生日のプレゼントは現金をあげる、ということをしばしば耳にします。

子供に将来稼げるようになってほしい。それにはより良い教育を受けさせてより良い会社に就職させなければ、ということでアメリカ、要するに本場での英語教育は魅力的に映るようです。

ちょっと話は逸れますが、容姿に関する執着というか関心もすごいですね。韓国からサンフランに戻るフライトで、横に中学生か高校生くらいの年齢の女の子が座ったのですが、明らかに整形手術をしたであろう二重まぶた。二重のラインが不自然なので、整形なのが一目瞭然。英語で話しかけるとまったく理解できなかったようなので、まだかなり若いのでしょう。それでも整形・・・。ググッてみると、韓国では中学生でも整形するのが当たり前なのだとか。これも熾烈な競争社会をくぐり抜けるための手段なんでしょうか。こんなに若い頃から整形手術なんてしなくても良いのに、と、ちょっと複雑な気持ちになった昭和の女なのでした。

第22回国際女性ビジネス会議に行ってきました

昨日、日本および韓国へ出張から帰ってきました。今日は時差ボケで無意味に早起き・・・。今日は日曜日で特に予定もないので、早速第22回国際女性ビジネス会議のご報告。

この会議はイー・ウーマン主催のイベントで、約1000人の参加者がいるとのこと。ちなみに私が払った参加費は5万9000円でした。当日参加だと7万9000円まで上がるみたい。早めに申し込むと4万9000円のようです。ご参考までに。たぶん会社に払ってもらって参加している人も多いと思うのですが、私の場合日本のビジネス社会とはあんまり関係ない仕事してるもんで、自分で払いました。高いな~、とは思ったのですが、日本の女性を取り巻くビジネスがどんなもんかを見たかったので、見学料と割り切りました。

会場はお台場にあるホテルグランドニッコー台場。

会場内はこんな感じです。

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スポンサーの会社。私が以前勤めていた会社(名前は変わっちゃったけど)もスポンサーでした。

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で、スポンサーの会社からのお土産やらパンフレットやらがこの袋に入って、お土産ととして受付で渡されます。本当はフルグラ、一袋だけが最初入っていたんだけど、会場で他の見本もお姉さんが配っていたので、「ください」と言ってもらってきました。だってアメリカでフルグラ買うと、超高いんだもん。これは嬉しかった。

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 で、会議の内容は前半と後半に分かれていて、前半は全体会議、後半は分科会になっています。アメリカで参加したこの手のコンファレンスもそうなんだけど、分科会は当たりはずれがあるので、どの分科会に参加するか悩むところ・・・。

私は久しぶりに会う会社の先輩が参加している「変わる取締役会」そして「Education for future leaders」に参加しました。

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佐々木さんのオープニングスピーチの後は、いきなり小池百合子さん登場。(写真、いまいちですみません。一番左端に座っているのが小池さん。)10分ほど、保育園の待機児童をどうするか、女性をどんなふう生かすかとかについてスピーチ。プレゼンの写真とっておけばよかった。待機児童以外、はっきり言って何を言ったかあまり覚えてない(笑)

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メインセッション

メインセッションで良かったな、と思ったプログラムトップ3です。(どれも良かったので、良かった順ではありません。)

(1)MIGAの長官である本田桂子さんの「熊本発、ワシントンDC行き」。彼女のキャリアジャーニーは私とはレベルが全然違ってこんなこと言うのは恐れ多いのですが、共感できること、重なることが多く、もっとこの人の話を聞きたいと思わせるものでした。さすが、元マッキンゼーのシニア・パートナーです。話し方も簡潔で要を得ていて聞きやすかったです。最後に若い世代に送るメッセージとして自分が15-20歳若いなら・・・、というタイトルで3つアドバイスを挙げるところなど、さすがコンサルタントですね。これは若い人達に是非見ていただきたいと思ったので、シェアします。これは女性に限らず、男性にも当てはまることだと思います。

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(2)「男性の意識。どう変える?」これは良かった。何が良かったって、カルビーCEOの松本さん。いきなり「男性の意識を変えようなんて運動、やめたほうが良い。男性の意識は変わりません。なぜならば、彼らは3つの既得権を持っている。お金、権力・権限、そして身分・肩書き。これらを手放すわけがない。女性はこれらを奪わなきゃいけないんです。」おもわず私、拍手しちゃいました。拍手したの私一人だったから、会場のほとんどは賛成してなかったのかもしれませんが。これは本当にその通り。アメリカでも権力や肩書きは、男性の意識が変わって女性に「はい、どうぞ」と与えたものではなく、女性が男性から様々な努力をして、犠牲を払いながら奪ってきたものです。「変わって~」なんてのんきな事言ってないで、自分達の意識を変えなければ女性の社会進出は無理です。さすが、松本さん。実は私は松本さんのファンで、松本さんの記事を読むたびに彼の言うことに感銘を受けていたのですが、今回も松本さんの生のコメント、ストレート・トークを聞けただけでもこの会議に来た甲斐がありました。休憩時間に松本さんを捕まえて、厚かましくも名刺をいただいてしまいました!一生の宝物にします。

(3)「日本の未来に向けて」by小泉進次郎

この人、私が高校時代から社会人になるまで7年ほど住んでいた横須賀が地盤なので、少し親近感があるのですが、直に話を聞くと本当におもしろい。新しいタイプの政治家ですね。自分の頭できちんと考えている感がとてもよく伝わってきて、話し方も一般大衆を対象にいかにわかりやすく伝えるかかを考えているのがわかり、とても感心しました。ま、若くてイケメンというのもプラスですよね。しかし、実績が伴わないルックスは逆に負債事項になってしまうので、これからも頑張っていただきたいと思います。

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番外編:茂木健一郎さん

天才ってどうしてこんなに無邪気で破天荒でおもしろいんでしょうか。人の話とか全然聞いてないし(笑)。有森裕子さんが一生懸命に話している横で、携帯をいじりだしてセルフィーとったり、明らかに「僕、つまんない~。」って顔してるし。でも憎めない。いきなり立ち上がって何を言い出すかと思ったら、壇上にいる人達を指して「あのさ~、ここにいる人達は資本主義キャピタリズムの勝ち組なわけ~。でもさ~、(会場を指差して)こっちにもいろんなストーリーがあると思うんだよね。ここに境界線引いちゃうのはどうかな~。」みたいなこと言うわけです。これには会場、大受け、そして大共感。セッションが終わった後の親睦会でも茂木さんのこの発言に共感したという意見が多く聞かれました。

「退屈~」感満載の茂木さん。

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そしてケータイをいじりだす。(爆)これ、1000人いる聴衆のいる前でだよ。しかも自分がメインのトークで。いいな~、こういう自由満載感。

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分科会セッション

先にも言いましたが、私が参加したのは「変わる取締役会」と「Education for future leaders」

「変わる取締役会」は正直言って私には全然関係のない世界で、あまりおもしろくなかったです。もっと「変わる」ところに焦点を絞るのかと思っていたのですが、オープニングは佐々木さんが「取締役として参加している会社でノーと言ったことに今でも悩んでいる」という話から始まり、面白い話が聞けるかと思ったのですが、結局は取締役会に行くまでにほとんどの案件は根回しがすんでいる、というのが私の印象でした。じゃあ、どこが変わっているのやら。で、社外取締役に女性を登用する会社が増えているようなのですが、顔ぶれはどこも同じようで数合わせなのかな~、と言う感じもなきにしもあらず。なんだか不完全燃焼な分科会でした。他のセッションに出れば良かった・・・。

「Education for future leaders」は私が興味のある分野での話だったので、質問したいこともありちょっと期待して参加しました。で、私が質問したことは自信をあまり持てない女性達をどのように助け、ポテンシャルを引き出していくか。ということ。壇上にはIMDの北東アジア代表である高津尚志」氏がいらっしゃり、やはり自分を知ることが大切ではないか、とのこと。そして、自信を持つ振る舞いも大切であるとご自身の体験もふまえてアドバイスをされていました。

他にも質問があり、それは男性にもっと女性を取り巻く環境などの研修、教育をしたらどうなのかというものだったのです。それを聞いた私は思わず心の中で「松本さんの言うこと、聞いてなかったんかい?」と叫んでしまいました。女性ってなんでこう他力本願な考えをするんでしょうかね?(ため息)男性への研修やら教育やらですんでいたら、女性のキャリア育成はもっと簡単でしょう。人の意識なんてのはそんなに簡単には変わりません。この質問をした女性の意識が変わらなかったように。

ちょっと辛口になりますが、このセッションも正直言って「なんだかな~」という感じで不完全燃焼でした。名前は出しませんが、壇上でスピーカーの一人として参加していた方の英語(このセッションは英語でのセッション)が心もとなく、なんでこのセッションにのこのこ出てきたの?という感じ。最初に言ったことが「英語が得意ではないので、とても緊張しています」ですと。これはプレゼンテーション101でもある、「聴衆の前で言い訳しないこと」の真逆であり、本当にあなたプロで仕事してるの?って疑ってしまうレベルです。しかも、この人何社かの社外取締り役をしているとか・・・。なんだかちょっとガッカリしてしまいました。

全体の感想

佐々木さんの日本のビジネス女性のレベルを高めていこうという姿勢には脱帽します。この会議を20年以上続けてこられたことは素晴らしい。これだけの人数を集める大規模な会議なので、運営はとても大変だと思います。これからもぜひ日本のビジネス女性のために頑張っていただきたいです。そして、日本で働く様々なレベルの女性に会えて本音を聞くことができおもしろかったです。

結論から言うと、女性の社会進出というか、意識改革の先はまだまだ長いですね。もちろん昔と比べると女性の社会進出は進んでいると思います。数ヶ月前日本支社からアメリカに出張して来た同僚に「日本での女性の地位は上がりましたか?」と聞くと「上がったと言うより、変わったと言ったほうが良いと思います。」と言っていたのが印象的でした。言いえて妙ってこういうこと指すのかな。今回この会議に参加して、彼の言ったことが少しわかったような気がします。

私の印象としては働く女性達にも二極化現象が現れているのでは、ということです。今回の参加者のプロフィールで年収のデータがあるのですが、変形ながらもM字型。ご覧の通り、山が二つあります。最も多いのは500万から700万円、そして、700万から1千万で減り再び1千万から1200万で増えています。これは、総合職や管理職として勝ち組となっていく人達がいる一方でその他大勢は足踏みをしている、という状況なのではないでしょうか。

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あと残念だな~、と思うことは印象に残ったスピーカーの殆どが男性だったこと。本田さんのように、この人の話をもっと聞きたい!と思える女性は残念ながら少なく、中には「あなたわざわざここまで何話しに来たの?」と思えるスピーカーの方も。少なくともアメリカの似たようなコンファレンスに来る女性の方達は聴衆を魅了する方達が少なくないので、日本のこの状況は非常に残念です。やっぱり人材の蓄積が少ないんでしょうか。

実は会場で同じくアメリカから自費で参加した(その人は東海岸からでしたが)女性がいて、けっこう意気投合して話もはずんだのですが、「また参加する?」という問いには私も彼女も「うーん・・・。」でした。もし会社が払ってくれるんだったら、ただで2食出るしラッキー!だと思いますが、現段階では自分のお金出してまでは行く価値はないと思います。参加されたい方は、会社と交渉されたらどうでしょうか。

では、とりあえずご報告まで。

大学経営も結局はビジネス

日本では少子化に伴って大学の経営難が2018年問題として話題になっているようです。

大学が経営難に陥るケースはアメリカでもあり、やはり時代に合わせていかないと破産に追い込まれる大学もあります。何を隠そう私の母校のサンダーバードもやばいとこまでいきました。すったもんだあった末にアリゾナ州立大学に救われたんですが、どこの大学でもMBAが学べるようになってMBAホルダーが量産されMBAの価値自体が下がってきていることもあって、サンダーバードのように小規模の大学は生徒集めに苦心するようになり破産寸前までいきました。

じゃあハーバードとかスタンフォードなどの一流どころは悠々と構えているのか、というとそうでもなさそうです。

スタンフォードで行われたイベントに先日参加したことは以前のブログに書きましたが、イベント以上に感心したことはスタンフォードの猛烈な売り込み。イベント会場にはスタンフォード主催のExecutive ProgramやらMBAのプログラムやらのパンフレットが山積み。司会者もスタンフォードの様々なプログラムを次々にプロのセールスなみの饒舌さで参加者に勧めるし。スタンフォードの今日中がウェブで行うセミナーもたまに見たりするのですが、たいてい関連したプログラムがあり「まだ受け付けてますから、是非参加してください!」って呼びかけがあるし。ちなみにエグゼクティブプログラムのお値段は安いものは1万3000ドル(日本円で150万くらいですかね)から、高いものになると7万ドル近く。そりゃあ、売り込みにも熱が入るわな。ちなみにスタンフォード大の学費はご存知でしょうが涙がチョチョ切れるくらい高いです。学費だけで年間5万ドルくらい。スタンフォード卒業した人に会うと思うことは(1)親が金持ちなんだろうな。(2)学生ローンの借金いくらあるんだろう?(3)どのスポーツで奨学金もらったのかな、の3つ。それにしても学部や大学院でもけっこう稼いでいるだろうに、それに満足せず社会人向けのプログラムも高値でガンガン売るこの強欲さ。大学経営の見本みたいな大学ですな。

もうひとつ、こんな大学でもお金集めに奔走しているのか!と、驚いたのがアメリカの大学の最高峰。なんと、ハーバード大学。

シアトルに行く飛行機で隣に座った女性と話していて、仕事は何をしているのかと聞いたら「ハーバード大学で働いている。」と。彼女の仕事はハーバードの卒業生を対象に様々なプログラムを販売促進したり寄付金を募ったりすることだそうです。(ちなみに彼女自身はUCバークレーでMBAを取得。)

これ聞いたときは唸りました。お金のある大学はそれなりの努力もしているんだ、ということを目の当たりにした気持ち。ハーバードやスタンフォードだったらドーンと座って待っているだけで何もしなくてもに生徒達が集まってきてジャカジャカお金儲けできそうな印象ですが、どうやらそうではなく彼らは彼らなりにリソースを駆使してプログラムを売り、寄付金を集める努力をしているようです。お金持ちはこうしてもっとお金持ちになっていくんだな~。

日本の大学も少子化で若者だけをお客さんにしていたらやっていけないと気付いたらしく、社会人に向けたカリキュラムをいろいろと提供しているようですが、スタンフォードやハーバードを見習ってなりふり構わず頑張っていただきたいと思います。もちろん魅力的な商品(魅力的な教授陣やプログラムの内容など)がある、というのは大前提ですが。

 

 

 

私が会計学を専攻した理由

私はアメリカに来てから30代半ばで大学に入りなおし、8年かけて卒業しました。で、専攻したのはBusiness Administrationなのですが、通っていた大学ではConcentrationといって更に専攻科目がわかれており、マーケティングやファイナンスなどいくつか選択肢があります。

で、私が選んだのはAccountancy。経理というか会計学でしょうかね。

実は大昔、20歳くらいの時にとっても大人のお友達から「経理勉強したら?」というありがたいアドバイスをいただいたことがあるのですが、若者はバカ者の見本だったような私はそのありがたいアドバイスを「そんな地味な仕事したくな~い。だって私、数字とか嫌いだし~。」と、一笑に付していたのでした。ほんと、アホやったな~。

で、数学嫌いの私がなぜ数字関連の科目を専攻しようと思ったのか。

最初のきっかけは消去法でした。

アメリカで働くようになって人事のマネージャーに言われたことが、「あなたは大学を出ていないからマネージャーにはなれない。」でした。ま、ただ単に意地悪で言われたことだったのかもしれませんが、アメリカはある意味日本以上の学歴社会で、誰かが昇進した、なんていう通達には必ず職歴と学歴が書かれます。そう言われたことがきっかけで、大学に入ることを検討した際に専攻を考える必要があり、どうしようかな?と。

ひとつ明らかだったことは私はネイティブの英語力はない、ということ。なのでマーケティングとかコミュニケーションとか、高度な言語力を必要とする科目はやめておこう、と消去。

で、周りを見渡すとアメリカ人は数字に弱い、ということをあちこちで目撃するようになりました。どれくらい数字に弱いかというと、簡単な足し算引き算はもちろん、掛け算とかになると困っちゃう。(もちろん全員が全員そうなわけではありません。)ある日ウォールマートに行って椅子を買うときに現品しかなかったので、マネージャーが1割引きでいいよ、と店員に言って立ち去りました。さあ、そこからが大変。1割引きっていくらになるんだ?で相談が始まり待つこと10数分。マジ?これなら私も太刀打ちできそう!(ま、ウォールマートの店員をベンチマークにするな、というつっこみはおいといて・・・)ということで、ファイナンスかアカウンティングかな~、と。

で、コミュニティ・カレッジでの初めての経理の授業。先生が緊張する生徒達に「貸し方と借り方とは何でしょう?」と質問。静まり返る教室。そして、みんな頭の中でああでもない、こうでもない、と考える様子がわかります。すると先生が「貸し方は右側、借り方は左側。」思わず笑っちゃう生徒達。そっか~、そうなんだ~!

その瞬間、私は「これだ!経理を勉強しよう!」と決心したのでした。

冗談ではなく本当の話です。

結果から言うと、Accountancy勉強しといて大正解でした。実はこの専攻は卒業のためにとらなければならない科目がBusiness Administraionの中では一番多く、しかもまじめなガリ勉が多い(経理やる人ってどこの国でもまじめなのかな?)のでテストも良い点をとらないと良い成績がもらえません。在学中はすごく大変な思いもしたけど、好きなことを勉強できたので本当に楽しかった~。損益計算書や貸借対照表が読めるようになるのって本当におもしろかったし、どうやってそういう数字達が計上されるのかが理解できたのも良かったです。おかげで仕事にもすごく役に立って、仕事でも評価され昇進にもつながりました。会計学様様でしたね。

CPAの試験は一科目受かったところで今の仕事に就いてしまい、滅茶苦茶忙しくなったので受けるのやめちゃったけど、また勉強再開しようかしら。

これから専攻を決めようを考えている人がいたら会計学はお勧めです。滅茶苦茶勉強させられますけど。ビジネスをしていく上では非常に役に立つ学問であると思います。