お気楽シリコンバレーライフ

シリコンバレーで働くサラリーウーマンの思うところ、いろいろ

グローバル人材に必要な能力

最近グローバル人材っていう言葉をよく目にします。で、グローバル人材に必要な能力は何か、ってのもよく議論されてる。

英語力、突破力、交渉力、コミュニケーション力、などなど。

職場で日本人は私だけという環境で20年近く働いてきた私の私見ではございますが、グローバル人材に一番必要なものは・・・・・・

 

「分厚い面の皮」

 

いろんな国から来た人と話をしていると、は~、そうくるか、という対応をされることもしばしばあります。価値観の違い、意見の違いもしょっちゅう。常識のある日本人なら絶対に言わないよな、こんなこと、ということも平気で言ってきたり要求してきたりすることもあるわけです。

そういう人たちを相手に、いかにたじろがないか。口論になっても、その後はケロッとして涼しい顔して話すことができるか。NoをNoととらえずに、そこをなんとかしてくれない?とくいさがることができるのか。多少物事がうまくいかなくても、相手が思い通りに動いてくれなくても、ま、そんなもんだな、と鷹揚に構えつつ、代替案を速攻実行に移せるのか。

これ、面の皮が厚くないと難しいです。胃潰瘍になる人もいると思います。精神的に参っちゃう人もいるでしょう。でもね、これができないと文化や生活習慣の違う人たちと仕事してくの、大変だと思うよ。

グローバル人材なら英語は話せて当たり前。その後は面の皮を厚くする練習をしましょう。