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私が会計学を専攻した理由

私はアメリカに来てから30代半ばで大学に入りなおし、8年かけて卒業しました。で、専攻したのはBusiness Administrationなのですが、通っていた大学ではConcentrationといって更に専攻科目がわかれており、マーケティングやファイナンスなどいくつか選択肢があります。

で、私が選んだのはAccountancy。経理というか会計学でしょうかね。

実は大昔、20歳くらいの時にとっても大人のお友達から「経理勉強したら?」というありがたいアドバイスをいただいたことがあるのですが、若者はバカ者の見本だったような私はそのありがたいアドバイスを「そんな地味な仕事したくな~い。だって私、数字とか嫌いだし~。」と、一笑に付していたのでした。ほんと、アホやったな~。

で、数学嫌いの私がなぜ数字関連の科目を専攻しようと思ったのか。

最初のきっかけは消去法でした。

アメリカで働くようになって人事のマネージャーに言われたことが、「あなたは大学を出ていないからマネージャーにはなれない。」でした。ま、ただ単に意地悪で言われたことだったのかもしれませんが、アメリカはある意味日本以上の学歴社会で、誰かが昇進した、なんていう通達には必ず職歴と学歴が書かれます。そう言われたことがきっかけで、大学に入ることを検討した際に専攻を考える必要があり、どうしようかな?と。

ひとつ明らかだったことは私はネイティブの英語力はない、ということ。なのでマーケティングとかコミュニケーションとか、高度な言語力を必要とする科目はやめておこう、と消去。

で、周りを見渡すとアメリカ人は数字に弱い、ということをあちこちで目撃するようになりました。どれくらい数字に弱いかというと、簡単な足し算引き算はもちろん、掛け算とかになると困っちゃう。(もちろん全員が全員そうなわけではありません。)ある日ウォールマートに行って椅子を買うときに現品しかなかったので、マネージャーが1割引きでいいよ、と店員に言って立ち去りました。さあ、そこからが大変。1割引きっていくらになるんだ?で相談が始まり待つこと10数分。マジ?これなら私も太刀打ちできそう!(ま、ウォールマートの店員をベンチマークにするな、というつっこみはおいといて・・・)ということで、ファイナンスかアカウンティングかな~、と。

で、コミュニティ・カレッジでの初めての経理の授業。先生が緊張する生徒達に「貸し方と借り方とは何でしょう?」と質問。静まり返る教室。そして、みんな頭の中でああでもない、こうでもない、と考える様子がわかります。すると先生が「貸し方は右側、借り方は左側。」思わず笑っちゃう生徒達。そっか~、そうなんだ~!

その瞬間、私は「これだ!経理を勉強しよう!」と決心したのでした。

冗談ではなく本当の話です。

結果から言うと、Accountancy勉強しといて大正解でした。実はこの専攻は卒業のためにとらなければならない科目がBusiness Administraionの中では一番多く、しかもまじめなガリ勉が多い(経理やる人ってどこの国でもまじめなのかな?)のでテストも良い点をとらないと良い成績がもらえません。在学中はすごく大変な思いもしたけど、好きなことを勉強できたので本当に楽しかった~。損益計算書や貸借対照表が読めるようになるのって本当におもしろかったし、どうやってそういう数字達が計上されるのかが理解できたのも良かったです。おかげで仕事にもすごく役に立って、仕事でも評価され昇進にもつながりました。会計学様様でしたね。

CPAの試験は一科目受かったところで今の仕事に就いてしまい、滅茶苦茶忙しくなったので受けるのやめちゃったけど、また勉強再開しようかしら。

これから専攻を決めようを考えている人がいたら会計学はお勧めです。滅茶苦茶勉強させられますけど。ビジネスをしていく上では非常に役に立つ学問であると思います。