アマゾンゴーに行って来ました
先週ちょうどシアトルのダウンタウンに滞在していたので、ちょっとアマゾンゴーを覗いて来ました。
多分皆さんもうご存知でしょうが、アマゾンゴーはレジのないお店で、好きな物を棚から取ってお店を出るという仕組み。課金はアマゾンの口座にされます。
店構えはこんな感じ。真新しいビルに入っているのでお店も綺麗。
買い物をする前にアマゾンゴーのアプリをダウンロードします。これをお店に入るときにスキャンします。
店内はこんな感じ。
、
はっきり言って、小さめのスーパーマーケットって感じ。商品自体には目新しさはありません。
でもオリジナルのマグカップは見つけた。
お値段も6ドルほどで良心的。
アメリカのスーパーにありがちな、買い物袋は自分の持って来てね方式なんだけど、期間限定で無料の買い物袋。一人ひとつまで。
お店を出るときはこのゲートを通る。前に立つと勝手に開きます。
お店に入る時写真を撮り忘れちゃったんだけど、この横には同じような入り口ゲートがあって、日本の駅の改札のようにアプリをかざす場所があり、アプリを読み込むとゲートが開いてお店に入れます。
で、ゲートを出た所に買った商品を食べられるコーナーもあり。
出口にはフォークとかナイフなどが置いてあります。
私は朝ご飯を購入。
正直あんまり美味しくなかった(笑)
お店を出たら領収書がアプリ経由で送られてきます。
お店での滞在時間も書いてあって、見張られている感満載。
買い物はめちゃくちゃ簡単で、レジを待つ必要もないしのすけ誰かと話す必要もありません。確かに早くて便利は便利。これから結構な勢いで広がっていきそうな気がします。
実際に体験してみて思ったこと2点。
1. コンビニなどの人手不足はかなり改善できる。
全く店員さんがいないわけではなく、新しいお店の形でもあるのでアマゾンの従業員が配置されいてお客さんの質問には答えてました。でもレジ係は当然なし。人手不足に悩まされる業界には朗報でしょう。
2. スキルを持たない人達の職場がさらに少なくなる。
ただでさえ社会的な格差が広がっていることが問題になってますけど、こうした形態のお店が増えると今まで教育レベルの低い人達、もしくは仕事の経験が浅い学生達の雇用場になっていた小売店の仕事がなくなってしまうかもしれません。
あと、これは言葉の通じない外国でも便利ですね。慣れない外貨をレジでもたつきながら払う必要もなくなるし、キャッシュを持ち歩く必要もないし。将来は外貨に両替する必要もなくなってくるのかな〜。
いつも新しいアイディアが出てくると何かしらのインパクトがあるものですが、こうした無人店が広がっていくことでどんな社会的影響が出るのか見ていきたいと思います。