今日も楽しくシリコンバレーライフ

シリコンバレーで働くサラリーウーマンの思うところ、いろいろ

アメリカの送別会

今週一杯でやめてしまうエンジニアの同僚二人の送別会に行って来ました。一人はドイツ人で会社をやめるわけではなく、フランスにある別のオペレーションに職を見つけて引っ越すとか。もう一人は中国人で、こちらは完全にうちの会社を辞めて他社に転職。ま、シリコンバレーの良いところはメジャーなハイテク企業が半径10マイルくらいの地域に集まっているので、通勤場所はあまり変わらないということを言っていました。

アメリカでは送別会はFarewellというのですが、日本のようにきちんと手順があるわけでもなく会費を集めるわけでもなく、ましてや強制参加でもありません。職場を去る同僚と仲の良い人が「Farewellをこの日のこの時間にやるよ」と適当にそこらへんの知っている同僚達にメールします。で、メールを受け取った人達が、「あ、あの人にも知らせよう」みたいな感じで転送。送別会のある日に都合の良い人達が勝手に集まってくる、という感じです。

今回の集合場所はマウンテンビューのダウンタウンにあるBierhauseという所でした。

http://bierha.us/

働き犬のStout君がビールの入ったケッグの乗った台車を引いてます。(リンクをクリックすると写真があります。)可愛い~!そして働き者~!人間達が酒飲んで酔っ払っている横をシャカシャカ台車引いてビール缶をせっせと運んでいました。

同僚達はテキトーな時間にテキトーに集まってくると、各自で自分の飲み物をオーダーしてこれまたテキトーに着席。会場に来る時間もマチマチなら家に帰る時間もマチマチ。完璧な自由行動です。私はとりあえず職場を去る二人にビールをご馳走したのですが、別に強制はされません。自分の自由意志。おつまみ的な食べ物を若干オーダーしてそこらへんに座っている人達とシェア。奢りたい人が勝手に奢る、自分の飲みたいものや食べたい物があれば勝手に買ってくる、という感じです。日本の送別会みたいにきちんと段取りがあったりはしません。

きちんと段取りがあるような送別会は、私の経験ではお偉いさんの送別会だけです。バイスプレジデント級の人達の送別会は、だいたい会社持ちで行われ出席者も限られますし、勝手に来て勝手に帰るわけではなく開始時間も決まっています。たいていの場合はちゃんとしたレストランでテーブルに着いての着席ディナー。そして主賓によるスピーチがあったりします。でもそんな送別会は一般社員には当てはまらず、普通の社員達はカジュアルな集まりのみで、あっさり職場を去っていきます。

話は逸れますが、カリフォルニアは有給休暇を翌年にけっこうな時間持ち越せる数少ない州。ちょっとややこしいけど説明しますと・・・・。例えば年間20日の有休がもらえるとします。で、今年は仕事が超忙しくて有休をとる暇がなく、有休を一日も使わなかったとします。カリフォルニアでは使わなかった20日間の有休をそのまま翌年に持ち越せます。なので次の年は40日有休を使えることになります。持ち越せる日数の上限は会社によって違い、うちの会社の場合は年間有給休暇日数X2.25だったかな。他の州、例えばワシントン州だと持ち越せる有休日数は5日間のみ。20日あった有休を10日しか使えなかったとしても、持ち越せるのは5日間のみであとの5日間は捨てることになります。

なんでこんな話題を持ってきたかというと、貯めてあった有休、会社を辞めるときにお金で支払われるのですよ。ドーンとキャッシュアウト!!ただでさえ日給の高いエンジニア達。そして長く勤めていると有休も年間20日とか30日とかもらえるのでつねに20日以上の繰越有休を持っている人達も、そういう人達が会社をやめると、有休がキャッシュアウトされて1万ドルくらいになっちゃったりします。ちょっとしたボーナスです。

私も辞める時に備えて(いつになることやら・・・・)有休をなるべく貯めるようにしているのですが、取らぬ狸の皮算用になっちゃうかな~。ま、長いこと何もなく勤められるのが一番なんですけどね。