読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

今日も楽しくシリコンバレーライフ

シリコンバレーで働くサラリーウーマンの思うところ、いろいろ

サイバーセキュリティと使えないアメリカの警察

最近良く耳にするサイバーセキュリティの話題ですが、私ももれなく被害にあいました。ほんと、赤の他人に自分の情報を使われるのって気味が悪いですね。

ことの始まりはまったく知らない人からの電話。昨日の昼過ぎに携帯電話がなりました。電話番号が表示されないコーラーIDブロックだったので、いったい誰だろう、セールスかな?と、思いながらも出てみました。で、不信感満載の声で「誰ですか?」と聞いたところ、「アントワネットといいますけれど、誰かがあなたになりすまして詐欺を働いていますよ。被害者がでたら、責任があなたにくるかもしれませんよ。」って言うじゃありませんか。この時点では電話をしてきた人が詐欺師なのか、それとも良心から電話をくれたのか全く見当がつかず、とりあえず話をきいてみました。

その人の話によると、誰かが私の名前を語って家を貸す広告をクレイグズリストに出しているとのこと。これは最近よくある家賃詐欺で、家を借りたいという人に敷金を送れという指示を出して、実際には貸す家もないのにお金だけ取るというもの。疑心暗鬼でクレイグズリストを見てみると、数ヶ月前に売却した元我家の写真が使われており、凝ったことに私の名前を使ったメールアドレスが連絡先になっていました。もちろん、そのメルアドは私のものではなく、まったくの他人のものなのですが、電話をしてきてくれた人によると、その広告主は私のリンクドインのプロファイルを使っているとも言うのです。私はかなり動揺していたので、電話の主がなぜ私の電話番号を手に入れたのか聞くこともなく電話をきってしまったのですが、本当に気味の悪いできごとでした。

すぐにクレイグズリストに連絡をいれ、詐欺広告は取り下げてもらいました。そして友人達のアドバイス通りに警察に連絡したのですが、警察の対応をひと言で言うと、つっかえね~!!

地元の警察に電話して事情を話すと「最近よくあるんだよね、そういうの。で、特に何もできることはないんだよ。とりあえずクレイグズリストに連絡して広告取り下げてもらったほうが良いよ。」(とっくにやっとるわ、そんなこと。)

もし誰か被害にあった人が私に責任をなすりつけてきたらどうなるの?って聞いたら「わからないな~。」(まじ?)

とりあえず記録を残しておきたいから、文書にする方法なないのか聞いたら、オンラインで被害届を出せるからってウェブサイトを教えてくれた。

以上。

なんやねん、この超役立たずな態度は。アメリカ人が警察を頼らず自分達で身を守りたがる理由がほんと、よくわかるわ。本当に何もしてくれない。そして、こういう比較的軽い犯罪は被害にあったらたいていは泣き寝入り決定。ほんと、頭くるわ。サイバーセキュリティが商売繁盛なの、今回の件で理由がよくわかりました。自分で自分のアイデンティティーは守らないと、どこで誰が悪用しているかなんて、本当にわからないもの。今回も、この電話がなければまったく私の知らないところで、私の名前とプロファイルが勝手に使われていたわけだし。

非常に後味の悪い、そして気持ちの悪いできごとでしたが、ネット上でのプライバシーを守ることの大切さを学習する良い機会になりました。みなさんも気をつけて。

ネットって便利さと危なさがほんと、紙一重だな~。