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今日も楽しくシリコンバレーライフ

シリコンバレーで働くサラリーウーマンの思うところ、いろいろ

バンガロール出張記 インドのシリコンバレー、バンガロール編

お仕事 グローバル

シンガポールで一休みしてから、いよいよバンガロール入り。シンガポールからは4時間ちょいのフライト。で、意外だったのは日本人ビジネスマンが多く同じフライトに乗り合わせたこと。やっぱりバンガロールにオフィスを置いている日本の会社、多いんでしょうかね。それにしても、いつも見かける韓国人のビジネスマンより日本人の方が多かったのがちょっと意外でした。ずっとアメリカにいて、アジア情報に疎くなっているかもしれない、とちょっと反省。

で、バンガロールには夜10時過ぎ着。無事に入国審査も終えてホテルを通して手配しておいた運転手さんと落ち合い、ホテルまで連れて行ってもらいます。ところでインドの入国審査、どうでも良いけど「何しに来たのか?」とも「どこに泊まるのか?」とも聞かれず、ドン!とスタンプ。適当だ~!ま、ビザとパスポートはちゃんとチェックしてたみたいだけど。

翌日から3日間はバンガロールのオフィスにて同僚達とミーティングしたり、開発している商品のデモを見せてもらったりしたのですが、印象は「みんな若い!」インドの人口ピラミッドを見てみると、若年人口がとっても多い。2050年には中国を越えて世界で一番人口の多い国になると予想されている国です。恐るべし、インディアンパワー。どうりで次の巨大マーケットとして期待されるわけですわ。

populationpyramid.net

インドの将来が有望だと思う理由は、人口、そして若年人口の多さもありますが、教育熱心なお国柄ということもあります。インド政府がIT産業に力を注いできたのは知ってる人も多いと思いますが、本当にソフトウエアのエンジニアがいるわ、いるわ。私の会社はいわゆるITクラスター地区(政府がある一定の産業の会社に無償で土地を貸したり、税金を優遇したりして誘致する地区)にあるのですが、周りにはヒューレット・パッカードやら、Infosysやらの大きなオフィスがたっくさん。そして、そのオフィスに通ってくる大勢の人達の景色は壮観でした。若くて優秀でやる気のある良質の労働力がふんだんにある国って発展しそうな気がしません?それに少なくとも今は労働力がめっちゃ安いので、これからも外資が入ってくる可能性大。どんだけ安いか、というバンガロールのエンジニアは、シリコンバレーのエンジニアの約5分の1のコストなのです。(注意:これはあくまでも、うちの会社のレートです。)

し~か~し!大丈夫かいな?と、思うこともいくつか。まず、インドは法律がややこしいので有名。中国のように中央集権でお上の言うことはみんな聞く、っていうことはなく、アメリカのように各州が権限をもっているために国としてのまとまりが非常につきにくいこと。インド人の同僚とカルチャーショックの話になった時、一番カルチャーショックを受けるのは、外国に行ったときではなくインドの近隣の州に行くとき。言葉も文化も習慣も食べ物も、全然違うらしい。同僚がある地方に行ったとき、ナン(インドのパン)にドカーンと、バターの塊が一緒に出てきて「これ、どうやって食べろっていうんだ?」ってびっくりしたって言ってたし。あと言葉も地方によってまったく違う。同僚達によると、みんな少なくとも2,3の現地語と公用語である英語とヒンディー語が話せるらしい。「どうやってそんなに覚えるの?」と聞くと、「慣れだね~。」だと。国として発展していく上で、てんでんばらばらなのはちょっと困ると思うんだけど。

そして極めつけは、インディアン・クオリティー(笑)ま、一見は百聞にしかず、ということで下の写真をご覧下され。

 

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 これ、私が泊まってたホテル(超モダンでラクシュアリーな外国人ビジネスピープル向け)のエレベーター。3基あるうちの2基がこのありさま。ちなみに15階のボタンをおしてみたんだけど、光もしなかったからたぶん飾りだったのかも(笑)

こういう適当さが商品の品質にも反映されているとしたら・・・・。ビジネスとしてはどうなんでしょうかね。

あと、気になっていたのがカースト制度はまだあるのか、という素朴な質問。聞いてみると、都市部ではほとんどなくなっていて、風習が残っているのはやはり田舎の方だそう。で、職業とかそういうのはカーストは関係ないけど、やっぱり気になるのは結婚するときで、だいたい同じカーストの階級でひっつくことが多いらしい。そしてインドは今もアレンジ・マリッジ、ま、お見合い結婚みたいなもんですかね、が非常に多いみたいです。私の同僚もいっぱいいますね。親や親戚が用意してくれた縁談で結婚を決めるた、と言う人。おもしろいのはアメリカに沢山いるインド人だけど、アメリカに住んでると同じカーストの人を見つけるのが大変なので、インド人なら誰でも良い、となるらしい(笑)

今回は同僚がバンガロールの市内に夕食に連れて行ってくれた以外は、オフィスとホテルの往復のみ。そして食べるものに最新の注意を払っていたのでお腹も壊さず無事に帰ってきました。

おもしろかったのは、バンガロール出国の際に「インドには何しに来たの?」って聞かれたこと。ここで聴くかい??と思いつつ、にっこり笑って「友達に会いに来た」とだけ言って、その場を去りました。

さらば、インドよ。しばらくは来なくていいかな。インドに駐在している方達、尊敬します。私にはこのカオス度は無理です。3日の滞在、ちょうど良い長さでした。